InDesign講座

DTP のソフトを学習するということは、印刷全般を理解することでもあります。かっては、写植があり、版下があり、製版がありました。製版もそうですが、写植と 版下の部分は、DTPソフトでの作業となります。場合によっては、画像処理もしなくてはなりません。もちろんそれらのすべてを一人でこなすということでは なく、分業ということも考えられますが、少なくともある程度はそれらを理解していなくてはなりません。この講座では実践を通して、作業性を考えながらソフ トを学習します。


学習予定表

1回  印刷の基本

印刷の歴史から、講座を始めたいと思います。DTPソフトの場合、ソフト自体の学習以上に周辺の印刷について学習することがとても重要です。製本のこととか紙についてなど、学習しなくてはならないことはたくさんあります。時間のある限りお話ししておきたいと思います。


2回 ソフトの基本ー1

DTPソフトで一番重要な要素は、文字ということになります。本来そのような使い方はあまりしないかもしれませんが、名刺を作りながら、文字について学習したいと思います。文字の歴史もDTPを考えるうえで重要です。


3回 ソフトの基本ー2

画像の取り込み、イラストデータのとりこみ、文字の取り込みを中心に学習します。先方からのデータ支給がだんだん当たり前になってきました。しかし、そのデータがそのまま使えるとは限りません。wordのデータを使えるように処理をしながらそのあたりを学習します。


4回 ソフトの基本ー3

1ページ(ペラ物)を作ります。ソフトの基本的な操作を中心に学習します。DTPの作業はどうしても時間との勝負になります。どうしたら作業効率を上げることができるか、分業についても考えながら、DTPのコーディネイトについて学習します。


5回 表組みー1

表組みは結構面倒な作業です。以前はIllustratorで作って、それを配置していました。しかし、今はDTPソフトで作成することができます。簡単な表組みを作成することで基本的な学習をします。


6回 表組みー2

ページをまたぐ表組みを作ります。Excelからの取り込みもやってみましょう。表組みはどうしても単調になり、読みにくくなりがちです。様々に工夫することで、読みやすさについても学習します。


7回  横組みの実例ー1

4ページほどの実作をします。データをお持ちいただいてそれを作業することも可能です。データの処理、データの管理、分業の考え方など、実際に必要と思われる作業手順について考えます。レイアウトの工夫についても学習します。


8回 横組みの実例ー2

ソフトはとても高機能です。すべてを覚えきることはとてもできることではありません。また、その必要もないでしょう。必要な知識に習熟すること。またそれを見極めること、学習が終わってからきっと必要になる工夫だと思います。

 

9回 横組みの実例ー3

マスターページの扱いを中心に、文字を綺麗に組むとはどういうことなのかを考えます。文字の大きさ、書体、行間など、文書を主体としたページ物の読みやすさについて学習します。

 

10回 縦組みの実例ー1

縦組み主体のパンフレットを作ります。縦組みは結構やっかいです。欧文や数字の処理など、自動である程度できるとはいうものの、それを鵜呑みにするととんでもないことになります。パソコンで作業をするということの意味についても考えてみたいと思います。

 

11回 縦組みの実例ー2

ルビの打ち方にもルールがあります。禁則処理も同様です。ソフトについている機能を検証しながら、古くからいわれているルールについて学習します。ルールは決して一つではありません。新しい提案を試みるのもよいかもしれません。

 

12回 縦組みの実例ー3

さて、いよいよ仕上げです。印刷所にデータを渡す前に取り交わした約束をもう一度確認しておく必要があります。デジタルになってからチェックの機会が減っているように思えます。デジタルだからこそ信用しない、その気持ちが大切です。


教材